江戸切子の店 華硝

 

華硝は1946年、江戸切子発祥の地である東京都江東区亀戸にて初代 熊倉茂吉が創業しました。

2代目 熊倉隆一は新しい紋様(米つなぎ、糸菊つなぎ、玉市松など)や芸術性の高い作品であるプレミアムアイテムの開発などを行ってまいりました。常に前進し新しいものづくりにチャレンジし、現在では、国賓の贈呈品やサミットなどの国際会議などの記念品として用いられており、2023年12月に開催された日本ASEAN友好協力50周年特別首脳会議では、3代目 熊倉隆行の作品が「岸田文雄内閣総理大臣から招待国首脳及び国際機関の長への贈呈品」として選出されました。

 

 

カットから磨きまですべて自社の工房で行っており、デザインもすべて職人が生み出しています。

江戸切子の店 華硝では伝統的な紋様だけでなく、独自に考案した紋様を数多く発信しています。ほかの工房の江戸切子とは比べものにならないほど緻密な「糸菊つなぎ」や、自動車メーカーのCMや洞爺湖サミットの際に国賓への贈呈品に採用された「米つなぎ」は、その代表です。また、現在ほとんどの工房では磨きの工程で硫酸・フッ化水素などを使用した「酸磨き」が採用されているが、華硝では全行程が手作業ですべての江戸切子を手磨きで仕上げています。