松崎人形 江戸木目込人形

 

お節句や日々の彩として、古くから現代に至るまで日本人にとって掛け替えのないものとして身近にある「お人形」、松崎人形(幸一光)は1921年(大正10年)の創業以来、100年以上に渡りお人形を作り続けております。

頭(かしら)から胴体、衣裳までを自ら作り、独創性のあるお人形を創り出しています。多様化するライフスタイルや時代と共に変わっていくニーズを考え、節句人形に限らず様々な作品を発表しております。100年以上の歴史が国に認められた伝統的工芸品「江戸木目込人形」と「江戸節句人形」を継承する工房でもあります。

 

 

江戸木目込人形の技法で製作した犀の置物です。

胴体は桐塑(桐のおがくずを糊で練ったもの)を使い、その上に胡粉を塗る伝統的な木目込人形の製法です。裂地は主に京都西陣織の正絹絹織物、背の白い部分は典具帖紙(てんぐじょうし)という極薄の和紙を重ね貼り、角は金粉を塗って磨く金泥という技法を使っております。

 

 


 

経済産業大臣指定 伝統工芸士(江戸木目込人形、江戸節句人形)

東京都知事指定 東京都伝統工芸士

日本工芸会 正会員

東京マイスター