よのや櫛舗 本つげ櫛・簪

 

浅草伝法院通り、本つげ櫛専門店の「よのや櫛舗」は1717年(享保2年)につげ櫛専門の細工処とし文京区の地に創業しました。その後、大正初期に浅草に移転し店舗を構えて「よのや櫛舗」として継承しました。

上質な国産の薩摩つげを材料とし、職人の手仕事で丁寧に作り上げる「つげ櫛」は髪への負担が少なく自然な艶髪を生み出します。また、「つげのヘアアクセサリー」はカジュアルからフォーマルまで幅広くお使い頂けます。相撲や歌舞伎といった古典芸能のみならず、一般の皆様に日常的にお使い頂けるものです。令和の今も古き良き伝統を通して髪を大切にする心を伝える仕事に専心しています。

 

 

よのや櫛舗では、鹿児島県指宿の薩摩つげのみを使用しています。
つげ櫛には用途や髪質に合わせて大小さまざまな形があり、日本髪用の髪結い道具としては、相撲や歌舞伎・古典芸能の世界において今も昔もなくてはならない存在です。

一方で、日用品としての精度の高さ、また頭皮にやさしい使用感など、普段使いの面でも多くの美点を備えています。