だるまのふるさと大門屋
200年の歴史がある「高崎だるま」は群馬県ふるさと伝統工芸品に指定されており日本一の生産量を誇ります。
その「高崎だるま」の一番の特徴はお顔の「眉は鶴、鼻から口ひげは亀」です。日本で古来より伝えられている縁起物の象徴である鶴と亀をお顔に表現しており、お腹には「福入」文字、お顔の両脇には、求める人の願い事が書き込まれます。
創業100年を誇る老舗有名店です。黄綬褒章受章職人が守る伝統工芸品から四季折々の最新デザインまで種類豊富に取り扱っております。業界唯一の技術である「グラデーションだるま」など、伝統と最新のデザインを融合した時代に合った伝統工芸品を伝え続けております。
200年ほど前、この地域で盛んだった養蚕農家を支えていた縁起物です。群馬県は昔から、養蚕が盛んな地域です。蚕は繭をつくるまでに4回脱皮しますが、蚕が古い殻を割って出てくることを「起きる」といいます。その言葉にかけて、養蚕農家では七転び八起きのだるまを大切な守り神として、奉り続けてきたのです。
2019年 黄綬褒章拝受