モメンタムファクトリー・Orii

 

Oriiが生み出す唯一無二の発色と質感。薬品と炎をコントロールしながら銅が持つ特性を活かして色を発色させています。

 

 

職人が一つ一つ手作業で模様付けと着色をしているため、表面のムラや発色に同じものはありません。日本の「侘(わび)寂(さび)」にも通じる美意識と現代の暮らしに溶け込む洗練されたデザインが、あらゆる空間、さまざまなシーンを豊かに彩ります。

 

 

「モメンタムファクトリー・Orii」は1950年、「折井着色所」として創業。以来、美術工芸品や仏具、銅像など、さまざまな銅製品の着色を手がけてきました。「銅着色」とは単なる塗装ではなく、薬品と炎をコントロールしながら銅や真鍮に鮮やかな色彩を発色させる伝統技術。

 

 

現在ではその技法をさらに進化させ、オリジナル商品の製作やホテル、レストラン、商業施設で使われる建築資材の開発など、培われた伝統と金属の持つ美しさを、新たな視点を通して次の世代へと受け継いでいます。

 

 

銅器をはじめとする鋳物の一大産地として、400年以上にわたりその技術を受け継いできた富山県高岡市。高岡市でさかんな高岡銅器は1609年(江戸時代)の高岡開町とともに始まり長い伝統を誇ります。鋳造品には象嵌、彫金、着色、研磨などの加飾を施しますが、それらの職人が高岡に集積しているのが特長です。

 

 

現在、高岡銅器は、銅像、置物、茶器、花器などの多様な製品を生産し、全国シェア90%以上を占めています。 

 

 


 

2015年 The Wonder 500認定

2015年 第6回ものづくり日本大賞 優秀賞

2017年 グッドデザイン賞 受賞