裕人 礫翔

 

裕人 礫翔は、1962年京都西陣生まれの箔工芸士・箔アーティストです。 箔工芸士の父から家業を受け継ぎ40歳まで京西陣織の箔伝統工芸士として活躍し、 その箔の技術を生かし建仁寺をはじめ、様々な神社仏閣の文化財の箔部分の復元も担当しています。

 

40歳より日本の伝統技術を世界に伝えたいという想いから、箔アーティストとしてNY、パリ、ロンドン、クウェート他、世界中で作品を発表しました。それとともに国内でも注目を浴び、企業やホテルのシンボルとして作品を発表し、映画・テレビ・雑誌などで作品が取り上げられるなど、現在、注目を浴びているアーティストです。

 

 

月をテーマに様々な箔(金、銀、プラチナ)を使い京都西陣の帯や文化財の復元で培った技術をアートに昇華させた作品です。鑑賞する時間帯、角度など作品に当たる光で作品の表情がまるで自然の景色のように幾通りにも変化するのが礫翔の箔アートの特徴です。

 

 

裕人 礫翔が生まれた京都「西陣」は平安時代から、着物や帯を作り出す職人が多く、高級絹織物の産地として有名です。裕人 礫翔の父、西川 治作は、この西陣で0.1ミクロンの厚さに伸ばした金箔を柿渋や和紙に貼り、細く線状に裁断したものを絹と合わせ帯の美しい模様を表現する箔工芸家でした。

 


 

2023年 京都 御寺泉涌寺にて個展「月光礼賛~月輪山に輝く月と宇宙の輝き~」開催

2023年 ARTart KYOTO@京都二条城にて作品発表

2023年 マカオMGMコタイシアターにて作品展示

2022年  National Gallery Singapore The Ngee Ann Kongsi Auditorium & Foyerにて作品展示

2022年 映画「HELL DOGS」作品出演

2022年 「月を見る 月から見る」@アートフェア東京 出展

2021年 映画「燃えよ剣」月の扇’‘月と風美術提供

2021年 裕人礫翔展「月を見る」@ARTGLORIEUX GALLERY

2020年 裕人礫翔展 「青の世界」@GINZASIX ARTGLORIEUX GALLERY

2020  月の記憶〜箔+アートの世界〜@The Okura Tokyo MAYU GALLERY

2019年 「無」@ アートフェア東京 出展

2018年 映画「検察側の罪人」月光礼賛’‘△□あるがままに美術提供

2017年 「○△□あるがままに」@ アートフェア東京 出展

2016年 GIVENCHYと「Le Rouge Kyoto Edition」制作

2015年 中東・クウェートにて個展「Golden Renaissance

2011年 NYバーグドルフグッドマンにて「GOLD LEAF KYOTO COLLECTION

2010年 上海万博 出展

2009年 Chado Ralph Rucci New York Collection Spring

2008年 イタリア・ミラノサローネ出展

2006年 Art Expo New York出展

2006年 俵屋宗達作 国宝「風神雷神図屏風」高精細複製を製作し、 建仁寺に奉納

2006年 Art Expo New York

2004年 パリ市長に箔テキスタイル「月光」贈呈

2004年 ギリシア・ローマ美術館 宇宙の織物 コズミック・ウェブ