佐藤工芸

 

山形県天童市は将棋の飾り駒の生産量が日本のシェア90%を占めています。ルーツは約180年前の江戸時代、戦国時代が終わり天童織田藩が貧窮した財政を補う為に内職として推奨したといわれています。各種お祝い事に送る縁起物贈答品として広めていきました。当社はその将棋の飾り駒を大量生産するために立ち上がった会社です。

 

しかし、住宅事情の変化、核家族化が進み、置物としての需要が減少した事を受け、この伝統工芸品を現代に新しく蘇らせたい、という思いで作られたのが左馬NEOです。

 

北海道産のペーパーウッドを使用し、文字の色も6色とカラフルにしました。サイズも3寸と4寸のみでコンパクトにし、ちょっとした場所にも置けるサイズにしました。商品名の「NEO」には「新しい」「復活」の意味が込められ日本の伝統工芸品、物づくりの復活の願いが込められています。

 

 

山形県天童市は日本の東北地方の北西側にあり、将棋の飾り駒生産量が日本全国シェア90%を占めている所です。中心部に株式会社天童木工という日本でも有数の家具メーカーがあり、木製品を作る環境(材料の流通等)が整い、当社のような木工加工所が点在する木製品の物づくりが盛んな場所です。当社も将棋の飾り駒の他に家具の部材加工などの仕事を頂き技術を磨いております。