木本硝子
世界で初めての「黒の江戸切子」。漆黒の黒に被せた現代の江戸切子グラス。直線をモチーフにした模様が伝統工芸・江戸切子と思えない斬新でモダンなイメージを作り出しました。第五回東京の伝統的工芸品チャレンジ大賞受賞。
伝統の江戸切子と現代の技術の黒硝子、二つが交わり現代のライフスタイルに合ったグラスに仕上がっています。
問屋という立場で90年以上、常にマーケットの動向を見据えてきました。消費者がガラス製品に求めるモノは何か。いまを生きる人々に親しまれるガラス製品には何が必要なのか。
問屋ならではの視座を生かし、東京下町の手作りガラス工場や江戸切子の職人、デザイナーの皆さんとチームを組んで新しい世界観創造に努めています。
江戸硝子は、江戸川区や墨田区、江東区周辺の東京で作られているガラス製品です。江戸硝子の特徴は、江戸時代より伝わる材料や伝統的な技法を引き継いだガラス製法。手作業による感触や使い心地、見るものを深く楽しませる粋な技が施されています。
機械での大量生産品と比べそれぞれが一品ものとして存在する江戸硝子は、幅広い世代や海外でも親しまれておりお土産品や贈答用としても重宝されています。各工程には熟練の職人が携わり、今でも伝統は絶えることなく続いています。
・平成21年度東京都伝統的工芸品チャレンジ大賞
・平成25年度「TASKものづくり大賞」優秀賞
・平成27年度「東京手仕事」プロジェクト優秀賞
・平成28年度東京都革新的サービス特別賞
・令和元年「東京手仕事」プロジェクト東京都中小企業振興公社理事長賞