渡辺 敏史

 

1984年 常滑急須の祖 杉江寿門の末裔 常滑焼窯元七代目に生まれる

2002年~2005年 瀬戸赤津焼 窯元 霞仙陶苑に師事

2006年 とこなめ焼振興展 内閣総理大臣賞

2015年 ミラノ国際博覧会 日本館出展

2015年 AEON MALL常滑 巨大招き猫 急須猫オブジェ 製作 展示

2019年 平成~令和〔天皇陛下の御退位及び皇太子殿下の御即位〕式典での器製作

 

常滑焼の急須で淹れたお茶は土の成分により、まろやかになると言われています。 日常にお茶を淹れる時間を取り入れ、少しでも心豊かに過ごせたらと最上の急須を探求し続ける。

 

二十代で自身の工房「ギャラリー敏」を創業した常滑焼陶芸家。 常滑焼を通じてお客様との交流を大切にし、新しい挑戦をし続ける若き職人。

 

常滑焼とは愛知県の知多半島にある常滑市を中心に焼かれる焼き物で、日本最古の歴史を持つ窯業地である。常滑は有数のタイル産地で東京駅丸の内駅舎の赤レンガにも使用されている。 それだけでなく、常滑は日本一の招き猫の生産量を誇る。

 

通常、粘土に鉄分が含まれていると焼成で黒ずんだり、膨れたり扱いが難しいが、常滑焼ではこの弱点を逆手に取り、均一な赤茶色の焼き物を作ることに成功した。 幕末、朱泥焼で著名であった初代杉江寿門が、現代の急須の形の基礎を造り上げた。

 


 

2006年 とこなめ焼振興展 内閣総理大臣賞