北村 和義

 

1974年 石川県九谷竹隆窯に生まれる

1998年 石川県九谷焼技術研究所 卒業

国内外百貨店やギャラリーで個展多数開催.

REGAL、UNIQLOCOMME CA ISM、タカラトミー、エヴァンゲリヲン、

ガンダム、スヌーピー、ドラえもん、モンスターストライク、ベアブリック

瀧下 和之氏 他多数とコラボレート作品を制作 

日展会友 現代美術展審査員

 

九谷焼スニーカーや九谷焼バイオリン、磁器製昆虫シリーズ、世界的企業とのコラボレーション作品の制作など、異色の分野でも作品を発表している九谷焼作家北村 和義。九谷焼の伝統的技法を守りながらも、従来にない新たな感性を揺さぶる独自の作品たちは、「北村九谷」と称されています。

 

九谷焼は、石川県南部の金沢市、加賀市、小松市、能美市で生産されている色絵磁器です。江戸時代初期1639年頃、加賀国の江沼郡九谷村(現・石川県加賀市山中温泉九谷町)から、磁器の原料となる陶石が産出されたことからその歴史が始まる。加賀国の南西、大聖寺藩を治める前田 利治は茶人でもあったことから、この陶石を使って磁器を生産し、藩の産物にしようと思い立ちます。

 

家臣の後藤 才次郎を磁器製作の先進地・肥前国有田(現・佐賀県西松浦郡有田町)に派遣し、作陶技術を学ばせることにしました。修行を終えた後藤 才次郎は1655年頃九谷村に窯を開き、田村 権左右衛門らを指導し色絵磁器の生産が始まりました。

 


 

2004年 日展初出品・初入選(以後‘07.’10.’12.’13 入選)

2010年 現代美術展最高賞受賞

2014年 改組 新日展入選