オワゾブルー

 

当ブランドは、日本の先住民族であるアイヌの教え「自然との共生」、そしてSDGsに則した「円環する命」を大切に、これまで廃棄されることが多かったエゾシカ皮の利活用を目的に、エゾシカレザーを用いたアパレル製品を製造販売しています。シカ革は日本の縄文時代から1,300年以上も革製品に利用されていた歴史ある素材であり、豊富な油分を含んでいることから「軽い」、「蒸れにくい」、「高い柔軟性と耐久性」などの特徴があり、レザーの中のシルクと称される優れた皮素材です。フラグシップモデルであるALK3シリーズのデザインは、日本を代表する山本寛斎事務所が担当。一生もののライダースジャケットが誕生しました。

 

 

 

当社及び関連事業グループでは、北海道の農業、林業、交通など大きな被害を与える社会問題ともなっているエゾシカの頭数制限問題へのアプローチとして、エゾシカの6次化産業を推進しています。狩猟されたエゾシカの個体から食肉加工食品、ペットフード、化粧品、健康食品、アパレル、養鹿牧場の経営などを行っています。AKAN LEATHERもこの6次化の一環事業として運営されています。

 

 

AKAN LEATHERが拠点を構える東北海道に位置する阿寒湖温泉街は、東北海道最大規模を誇る観光温泉街です。阿寒湖温泉はマリモで有名な阿寒湖の南岸にあり、湖畔でもっとも賑やかな温泉街です。明治末に簡易宿泊所が開業したのが温泉街の始まりで、今は近代的なホテルが建ち並び、湖を見下ろす絶景の露天風呂が自慢の宿も多い。外来入浴できる宿が多くあるほか、温泉街には手湯・足湯スポットが点在し、気軽に温泉気分を味わうことができるほか、国立公園に位置する同所では、アウトドアアクティビティも盛んに行われています。また、阿寒湖温泉街には、北海道最大級のアイヌの集落「アイヌコタン」を配し、多様なアイヌ文化を体験することができます。