山下 千里 「托胎霊夢・普賢菩薩白象座像」

 

山下千里氏は日頃、海の風景や生物と人物が共存する世界をモチーフとし、幻想的な作品の制作を行う日本画家です。この度の展示ではアーティスト・紫舟のプロデュースにより、作家初となる仏教画に挑戦しました。 

 

 

托胎霊夢とは、ブッダの母である摩耶夫人の夢にブッダ自身が白象に乗って現れ、懐妊を告げるという夢のことです。普賢菩薩は同じく白象に乗って人々の前に現れ、救済の手を差し伸べます。山下氏は新たな命の誕生を瑞々しく神秘的に祝福するものとして、複雑な輝きのある絵具や粒子の光る岩絵具を用い、夢幻的な世界を表現しています。  

  

 


 

改組新第 4 回日展 入選
第 2 回新日春展 入選


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