気仙沼ニッティング
<カシミヤストール、カシミヤマフラー>
上質なカシミヤを贅沢に使い、やわらかく手編みをして仕上げました。
カシミヤは、それだけで心地のよいものですが、人の手でやさしく編み上げられたカシミヤの肌触りは格別よいものです。ぜひお楽しみください。
<ポンポン帽子>
ポンポンがチャーミングな帽子です。
お好きな色のポンポンと帽子の組み合わせをお選びください。
「イギリスゴム編み」という編み方で編んでおり、ふっくらとして、厚みがあり、あたたかです。
<株式会社気仙沼ニッティングについて>
宮城県気仙沼市を拠点にする手編みニットのブランド。
2012年にプロジェクトとしてスタート、2013年に法人化。
東日本大震災後の気仙沼で、はたらく人が誇りを持てる仕事をつくり、地域に根ざした産業を育てていこうとはじまりました。
港町である気仙沼では、かつて漁師文化としての編み物が盛んで、遠洋漁業の漁師たちが船上でセーターを編んでいたとも言われます。
そうした文化を背景に、地域の編み物上手な人たちが、練習を経てプロの職人となり、高品質な手編みのニットを編んでいます。
上質な素材とモダンなデザイン、そして質の高い職人仕事による手編みのニットは、世界中の人によろこばれています。
宮城県気仙沼市は、遠洋漁業が盛んな港町です。大きな船で、気仙沼からインド洋や大西洋まで出かけてマグロなどを獲ります。
遠洋漁業では、漁師たちは一度海に出ると1年ほど帰らず船上で仕事をします。その間必要なことはなんでも自分たちで行い、網が破ければ自ら編んで直します。漁師たちは手先が器用で編むことにも慣れていたことから、かつては船上で時間をみつけては、家族や自分のためにセーターを編んだのだそうです。
気仙沼ニッティングの編み手の中には、子供のころ漁師だったお父さんに編んでもらったセーターが宝ものだという人が少なくありません。自分がしてもらってうれしかったことを、いま、だれかのためにしているのです。