箔一

 

類稀なる金箔工芸の美しさを現代の生活でも感じてほしいという想いを込めたテーブルウェアです。薄さの限界まで均一に伸ばした金属の箔を箔一の熟練職人が一つ一つ丁寧に貼り合わせた、「技術の箔一」の象徴ともいえるコレクションです。金の優雅な煌めきをお楽しみください。

 

 

石川県金沢市に創業した箔一は、かつて美術品材料であった箔を用いて、日本で初めて日常に使用する金沢箔工芸品を製作し、その魅力を広く伝えたことに始まりました。

熟練の職人による伝統技術によって生み出される箔の美を継承しながら、新しい感性と発想、現代的な視点を取り入れ、さまざまな分野において箔を用いた装飾に新たな価値を創造し、未来へと受け継いでいます。

 

 

日本の金箔は、99%以上が石川県金沢市で作られています。加賀藩の初代藩主である前田利家のお膝元で脈々と培われ、幕府から箔打ち禁止令が出ている中でも、隠し打ちが続けられた結果、卓越された職人技術へと発展しました。

 

 

現在では、金沢を代表する伝統工芸の一つにあげられる「金箔」ですが、そこには箔一の創業者である浅野邦子が「仏具や美術品の材料であった金箔を毎日の生活に生きるものにしたい」という思いのもと、1975年に金沢箔生活工芸品を創作し始めたことが大きく関わっています。

 


 

・2017年 日米首脳会談時の日本政府のギフトとして選定

・フランスのフレグランスメゾン「GUERLAIN」香水ボトルに金箔装飾採用

・「LEXUS」のハイエンドラインLSのインテリアに箔装飾採用