中本 研之
1975年 広島県に生まれる
1999年 倉敷芸術科学大学工芸学科陶芸コース卒業
1999年 伊勢崎紳氏に師事
2001年 岡山県美術展覧会入選
2005年 備前市久々井にて独立
食器、オブジェを得意とする。
特に食器は「食器職人」と言われるほど隅々までセンスと工夫が施され、
土はサラサラとした軽い質感のものを使用し、備前の特長でもある水気による
色の変化をより楽しめるよう、明るい焼色の中に存在感のある緋色を演出。
使えば使うほど作品が育ってゆく。
備前焼の代表的な産地は、岡山県東部に位置する備前市伊部(いんべ)地区。
備前焼は「日本六古窯」の中で最も古い焼き物。そのルーツは古墳時代に遡る。釉薬を一切使用せず、絵付けもしない究極にシンプルな焼き物。
1200~1300度の高温で焼き、土の性質や、窯への詰め方、窯の温度変化、焼成時の灰や炭などによって模様が生み出されます。一つとして同じ模様にならない、手作りの味わい深さが魅力で、使えば使うほどに味わいが増していくのも特徴。
2009年 第60回岡山県美術展覧会展賞
2009年 日本伝統工芸展 入選
2012年 日本伝統工芸中国支部展 広島県知事賞