中尾 哲彰
1952年 佐賀県武雄市に生まれる
慶応義塾大学文学部哲学科中退
1981年 日本現代工芸美術展初出品 入選
2003年 パリ 美の革命展INルーブル 「トリコロール芸術平和賞」受賞
2003年 フィレンツェ 栄光のネオ・ルネッサンス展 「コスタンツァ・デ・メディチ芸術褒賞」受賞
2010年 タイ王室ソムサワリ王女芸術賜杯受賞
2011年 クリスティーズ「Japanese Art & Design Art of the Samurai」出品
2012年 クリスティーズ「The Japanese Aesthetic」出品
2013年 クリスティーズ「ASOBI」出品
中尾 哲彰は慶応大学哲学科を中退し、家業の窯元である玉峰窯を継ぐ。陶芸家を志し、81年頃から現代工芸展、日展などに応募し、相次いで入選するが、美術工芸団体の煩わしさから脱会。その後は釉薬の研究に没頭し、孤高を貫く。やがて独自の耀変結晶釉をうみだし「銀河釉」と名付ける。その複雑な色の変化の中に星が輝いているように見える、まさに銀河の表現は釉薬に含まれるさまざまな金属の結晶が織りなす現象である。
90年代以降、米、伊、仏、西、露、中で高評価を得て、ロンドンの大手オークション業者Bonhamsで取り上げられるなど、海外で最も高評価の日本の陶芸家のひとりである。
武雄市は佐賀市と佐世保市の中間に位置する町で、町の中心には開湯以来1300年経つ武雄温泉がある。武雄のやきものは、文禄慶長の役の時に、武雄領主に同行した朝鮮陶工たちによって焼き始められた。
1590年代頃から、鉄絵・緑釉・刷毛目・象嵌・叩きの技法で、大皿、瓶、壺、茶碗、甕などが作られ日本各地だけでなく、東南アジアにも輸出されていた。中尾 哲彰の家業であった玉峰窯もその一つであったが、独自の技法である「銀河釉」をうみだし、欧米で高い評価を得ている。
1981年 日本現代工芸美術展初出品 入選
2003年 パリ 美の革命展INルーブル 「トリコロール芸術平和賞」受賞
2003年 フィレンツェ 栄光のネオ・ルネッサンス展 「コスタンツァ・デ・メディチ芸術褒賞」受賞
2010年 タイ王室ソムサワリ王女芸術賜杯受賞
2011年 クリスティーズ「Japanese Art & Design Art of the Samurai」出品
2012年 クリスティーズ「The Japanese Aesthetic」出品
2013年 クリスティーズ「ASOBI」出品