シライナギサ

 

1991年、栃木県生まれ。愛知県立瀬戸窯業高校の専攻科を修了後、瀬戸市新世紀工芸館を経て金沢卯辰山工芸工房へ入所。2017年、日本クラフト展入選、2018年、テーブルウェア大賞入選ほか。現在は金沢で作陶している。

 

  

マットな素地に漂う霧のような模様。「霧流し」と呼ばれる技法は、シライさんの代名詞といっても過言ではない。日本古来の伝統技法である墨流しを再解釈したもので、水墨画のような幻想的な描写が、見る者の目を奪う。 

 

 

陶芸の道に進むと決心した後、地元・栃木の窯業学校に行くべきか、それとも愛知・瀬戸のそれに進むべきか迷った揚げ句、「新天地で幅広く学びたい」と、後者を選択。愛知県立瀬戸窯業高校の専攻科を修了後、瀬戸市新世紀工芸館を経て金沢卯辰山工芸工房へ入所。陶芸の技術を習得し、晴れて磁器作家として独立。

 

 


 

2017年、日本クラフト展入選、2018年、テーブルウェア大賞入選。