オリエンタルモダン「チャミ」


「オリエンタルモダン」は、タイムレスな都会生活の中でも、「日本の生活様式を機能的に使いたい」という想いから1998年に生まれたブランドです。古来より親しまれ伝えられてきた日本の様式・素材を基本に、世界各国を廻りプロダクトをしています。グローバルなスタイルとして、新たな伝承のひとつとなるアイテムのプロダクトを目指したニュージャパンスタイルです。

 

長い時間をかけて、日本の金属職人がステンレス鋼を磨いて作り上げたチャミです。光沢が美しい鏡面仕上げは、ステンレスの代表的な表面仕上げのひとつです。金属らしい輝きが見た目の美しさを高めるだけでなく、素材の表面を滑らかにする効果もあります。

 

 

研磨は鏡面仕上げにもっていくまでに研磨布の種類を変えて、4工程をかけて行いますが、最初の目の粗い研磨の段階で、いかに丁寧に作業するかがポイントで、このチャミは、茶葉を取るのにとても取りやすく、お好きな量でお茶を楽しめます。ステンレス製品で有名な金属加工の街、新潟県燕市で生産をしております。

 

 

富田勝一(金属加工職人)

金属加工の街、新潟県燕市に生まれ、その地に小さなプレス工場をつくる。彼にしかできない細かな金属加工術を使い、彼自身のオリジナルであるステンレス急須をたったひとりで作り続ける。2012年に永眠。しかし、日本のモノ作りに魅了された、生涯の魂をこめた作品はこれからも永遠に生き続ける。

 

遠藤和哉

1959年東京生まれ。1988年、現在の事業の前進にあたる有限会社ブランシェ・エーエスエスを設立。その後、株式会社ブランシェ・アソシエと社名を改め、地域産業のプライベート製品開発や大規模展示会のコンサルティングやテーマイベント、またセミナーなどで活躍。現在に至る。オリエンタルモダン「急須」は、故富田勝一のモノ作りの意志を受け継ぎ、遠藤のモダンな感覚を取り入れた協働による製品である。