辻 聡彦

1965年 佐賀県生まれ

1986年 九州造形短期大学インテリアデザイン科卒業

1987年 アメリカ、ニュージャージー州立フェアレス・ディキンソン大学工業デザイン科修学

1989年 帰郷後、重要無形文化財保持者・井上萬二氏に師事

1991年 父、辻毅彦のもとで聡窯にて作陶活動に入る。 

 

陶芸家。

佐賀県有田町の窯元、聡窯の三代目

伝統の白い有田磁器の上に旅先で出会った情景や大自然を描いた陶板作品を主に制作している。陶板を掘ることで画面に絵に立体感や奥行を出す‘’線刻技法‘’を用いる。制作途中に割れてしまうことが多い陶板にこだわり作者の心象を描いている。

一度完成した陶板は写真などと違い色褪せる事がない磁器の絵画となる。

 

日本磁器発祥の地、佐賀県有田町。

17世紀初頭に佐賀県泉山で磁器の原料となる良質な陶石が発見されたことをきっかけに日本で初めて白い焼き物が作られました。現在まで400年間火を絶やさず焼き物を作り続けています。

 

 


 

 

1995年 日展初入選

2004年 ドイツ(ドイツ・ベルリン)有田陶芸協会展出品

2010年 現代工芸美術九州会展 最高賞

2017年 日本現代工芸美術展 審査員就任

2021年 佐賀銀行文化財団設立30周年記念 新人賞受賞者作品展招待出品