大館工芸社
「曲げわっぱ」は、秋田県大館市の伝統工芸品であり、美しい木目と調湿機能が特徴の秋田杉の木の器です。「曲げわっぱ」は、食材の味を引き立てるとともに、自然と調和した暮らしを提供します。
1959年、堺谷哲郎が創業。製材、曲げ加工、桜皮縫い、底入れ、仕上げまで一貫して行なっています。「曲げわっぱ」をつくるのは、伝統工芸士5名を含む30名の職人。伝統的な「曲げわっぱ」はもちろんのこと、現代のライフスタイルにあったさまざまなデザインの「曲げわっぱ」をつくり続けています。
秋田杉で曲物が作られるようになったのは約1300年ほど前。当時制作された「曲げわっぱ」は驚くことに現在とほぼ同じ形をしています。産業として確立したのは17世紀後半頃。大館城主佐竹西家が下級武士の副業として奨励し、発展しました。
GOOD DESIGN AWARD (Gマーク)
2011年ロングライフデザイン賞 受賞
小判弁当(大)
二ッ重丸弁当
隅丸二ッ重弁当