CERANIS
日本各地にある風土
そこにしかない、土があり、水があり、森があり、火がある
ひとつひとつが違う形、違う色
それが焼き物、それが日本の文化
ひとの手が、心が、息づかいが
土に命を吹き込み、土・陶石が光を宿す
瀬戸、信楽、有田、備前、壺屋、
その土地の空気が、その土の味が
器となり、私たちの日々に豊かさを生み出す
各地の土の違いが織りなす多様な日本の焼き物
同じサイズで、横並びにするからこそ見える美しさ
手に取るたび、感じる温もり
使うたびに深まる味わい
器ひとつひとつがあなたの物語を紡ぐ
多様だからいい
それが日本の焼き物文化、それが『CERANIS』
日本のものづくり文化を支えているのは、日本各地の優れた職人の手仕事です。ものづくりの文化は、日本各地の陶磁器、漆器、染織物などの産地に脈々と受け継がれ、私たちは何世代にもわたり、それらを「あたりまえ」に使ってきました。しかし、日本各地で伝えられてきた文化や職人の技術は、近代に入り工業化の中でものが溢れ、ライフスタイルの変化や経済的な理由から、途絶えてしまうものが増えています。
昔からある「あたりまえ」のものづくり産地の魅力を、より深く知って頂くため“『CERANIS』” として纏めました。あらためて、次の世代に残すべき「あたりまえ」を見つけるきっかけとなれば幸いです。