石田 和也

 

陶芸家

高校卒業後、家業である備前焼の道へ進み20歳から4年間、備前焼人間国宝伊勢崎淳氏に師事。

その後イギリスへ渡り、約2年間陶芸工房で働きながら伝統技法や語学、文化を学ぶ。

2013年より備前で工房を構え独立。

 

 

遠心力から模様が生まれる独自技法の螺法(らほう)作品を中心に、伝統の中で自分の表現を模索しながら制作をする。

貝や地層など自然が創り上げる造形美からインスピレーションを受け、素材が持つ力強さや神秘性を引き出しながら、薪窯で起こるコントロールのし切れない面白さを追及し、常に新しい取り組みに挑戦する。

2015年よりオクスフォード大学より客員教授として招聘され、窯作りから作品制作、窯焚きの講師や講演等を務める。その後も世界各地でゲストアーティストとしてレクチャーや作品制作を行っている。

 

 

備前市は岡山県に位置する市で、岡山県東部に位置しています。日本の伝統的な文化や自然が融合した地域。

備前市は備前焼の産地として非常に有名です。備前焼は、日本六古窯(にほんろっこよう)の一つで、1000年以上の歴史を誇る伝統的な陶磁器です。

 

 


 

2010 国民文化祭美術展奨励賞

2015 日本伝統工芸展 中部支部展 教育長賞受賞

2017 岡山県美術展覧会奨励賞

2019 アーティストインレジデンスSTAR Worksにて制作(NC,アメリカ)、岡山アワード作家/クリエイター賞受賞