柴田 雅章
柴田雅章は1948年、東京生まれの小田原育ち。大学在学中に民藝について知るうちに、丹波焼の魅力に惹き込まれ、卒業後に移り住みます。生田和孝さんから4年間の薫陶を受け、1975年に独立。登り窯を築きました。


その数年後、憧れ続けた英国の古陶スリップウェアを手にしました。日本から遠く離れた西洋のものづくり。技法もわからぬまま試行錯誤を繰り返すことで手繰り寄せた美しさの秘密は、表面的な装飾ではなく、暮らしと仕事が一体になることで生まれる創作表現でした。

中世から歴史が続く日本六古窯の一つ、兵庫県の丹波焼は京都と大阪に近い山間でゆっくりと、自然を感じ、生活に根ざした器作りを主に、時代に合うかたちを育んできました。
その奥深さに魅了された柴田雅章さんは、美しい生活を大切に丹波焼に基づいたスリップウェアの第一人者として作陶を続けています。

1948 東京生まれ
1971 中央大学理工学部工業化学科卒
丹波・生田和孝氏に師事
1975 丹波・篠山町にて独立築窯
1977 日本陶展初入選 以後入選多数
1978 独自にスリップウェアの再現技法を編み出す
2008 日本民藝館展の審査員となる
2018 新窯完成