川口屋漆器店

古来より漆器とは、天然木を削り出し、漆を塗って仕上げることで、 耐水性・断熱性・防腐性・抗菌作用を高め、日常使いの道具として使われてきました。

 

 

その伝統工芸の技術を用いて、現代のライフスタイルにあったカタチで「日々の暮らしの中で、幸せを感じられる道具。」を製作しています。「モノを捨てずに長く使うこと。」がスタンダードとなってくるこれからのライフスタイル。すべて自然由来の原料から作られ、塗り直すことで長く使える漆器は、まさにサスティナブルな器です。

 

 

1946年に漆器製造業「川口屋漆器店」を香川県さぬき市で創業。以来、香川漆器の製造に携わっている。時代の変化とともにライフスタイルも変化し、2000年頃より従来の漆器需要が落ちこみ出した。その頃から、時代のニーズに応えられるような商品開発をはじめ、2016年、オリジナルブランド<87.5(ハチジュウナナテンゴ)>を地域発ブランドとしてスタート。伝統工芸の技術を用いて 「日々の暮らしの中で、幸せを感じられる道具。」がコンセプト。 ブランド名は「四国・香川産の漆器をもっと知ってもらいたい。」という想いで、 四国88ヶ所巡りの87→88番への道中にある工房の位置を表すサインとなっている。現在は5人の職人でひとつひとつ手仕事によって制作している。 

 

 

香川漆器は江戸時代の藩政の保護を受け、品質と生産量ともに着実に発展してきました。1638年(寛永15年)に水戸から高松へ松平頼重が入られ漆器製作や彫刻を奨励します。名工や巨匠と呼ばれる職人を排出しており、中でも玉楮象谷(たまかじぞうこく)、後藤太平が有名です。近年では重要無形文化財醤技術保持者に指定された、磯井如真(いそいじょしん)、音丸耕堂(おとまるこうどう)などの巨匠も香川漆器の発展に功労してきました。 1949年に重要漆工業団地の指定を受け、香川漆器の年間生産額は約250億円にまで発展しました。1976年には、国の伝統的工芸品の指定を受けました。