小泉製作所

吊り下げる場所を必要としない、卓上で置いて使用できる新しいタイプの風鈴です。風を受けゆらゆらと揺れながら涼やかな音を奏でます。シンプルなデザインでインテリアにも馴染みやすく、風の通る窓辺やデスクの上で風鈴の音を楽しんだり、デスクに置いて手で鳴らしたりしてご使用いただけます。

 

 

小泉製作所が手がけるオリジナルブランド「小泉屋」。心地よい“快音”をテーマに、真鍮や青銅を使った金属クラフトを制作しています。日常の何気ないひとときに彩りと癒しを添える、職人の手による「音」と「デザイン」のコラボレーションを、ぜひお楽しみください。 

 

小泉製作所は、仏具、音響クラフト、精密バルブ、機械部品等の銅合金鋳造及び加工を生業としています。当社はその中でも音響クラフト製品の開発を得意としており、金属の持つ魅力的な音色を最大限に引き出す試みを行っています。また、文化遺産の修復も手がけており、2007年にはアントニ・ガウディ設計の「グエル別邸 龍の門」の鐘(スペイン)修復、2010年には「日比谷公園 自由の鐘」(東京)の修復に携わりました。そして、自社の製品を通して普段の生活に彩りを提供したいという想いから「快音」にこだわったアイテムを取り揃えたオリジナルブランド【小泉屋-KOIZUMIYA-】を2012年より展開いたしました。 

 

 

伝統的工芸「高岡銅器」に代表される鋳物の生産が盛んな富山県高岡市。高岡銅器の歴史は、約400年前の1609年、加賀2代藩主「前田利長」公が高岡築城に際し、城下の繁栄を図るために高岡市金屋に鋳物師(いもじ)7名を呼び寄せたことから始まりました。高岡では、置物や仏具などからお寺の梵鐘、銅像など様々な金属工芸品が作られています。明治期にはヨーロッパで開催された万国博覧会にて高岡銅器の高い技術が評価され、発展を遂げました。受け継がれてきた高岡銅器の技と心には、ものづくりの知恵と工夫が息づいています。今も職人たちの手で、その価値はかたちを変えながら、現代の暮らしの中に生き続けています。


 



・2005年 グッドデザイン賞 受賞「おりん・専用りん棒」  

・2010年 グッドデザイン賞 受賞「pear」

・2018年 Golden Pin Award受賞「ゆらりん」(最優秀作品賞ノミネート)

・2021年 iF Design Award 受賞「kanpai bell pair」