荒井志帆

 

1986年宮城県生まれ。2009年東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース卒業。荒井志帆は切り絵作家として、「紙を切る」というシンプルな手法でどこまで細密な表現が出来るのか、曲線と直線でどんな表現が出来るのかという探究心で切り絵を続けている。

 

 

荒井志帆の作品は一枚の紙からデザインナイフで切り出されている。自身のインナーチャイルドに耳を傾け、抑圧された感情を一枚の紙に託し、言葉では伝えきれない思いを空想の動物などで表現している。

 

 

一児の母である荒井は、母体の中で育まれる「生命誕生の奇跡」を切り絵の手法で表現したいと考えており、切り絵の制作過程自体を、細胞分裂を経て形成される生命誕生の過程と重ねて制作している。彼女にとって、切り絵の線は、生命体の神経であり、血管であり、細胞なのである。

 

 

宮城県に制作拠点を置きながら、国内外で精力的に活動を展開。「NEO POP PROJECT PART2」(2023年:神戸阪急 / 兵庫)など個展を多数開催するほか、「Onward - Navigating the Japanese Future」(2014年:The Hive Art Gallery and Studios / アメリカ)、「ジ・アートフェア+プリュスーウルトラ」(2016年:スパイラル / 東京)、「The International Paper Triennial」(2020年:Musée de Charmey / スイス)などグループ展やアートフェアにも多数参加している。

 

 

JCAA明日の巨匠 / ルーブル美術館展 特別賞(2013年)、」
第60回宮城県芸術祭絵画展(公募の部)宮城県芸術協会賞(2023年)など受賞多数。
2014年美術新人賞デビューなど入選多数。