小黒 アリサ
1990年東京出身。2013年武蔵野美術大学造形学部彫刻科卒業。小黒アリサは自然の多い環境で育ち、身近に住む生き物に興味をもつ。大学在学中に根付がもつ丸みを帯びた形状や木彫りの味わいに魅せられ、根付を独学で彫り始めたことをきっかけに、現在の作品に通じる小さな木彫を彫り始める。「木の温もりを通して優しい生き物たちの世界を感じて頂ければ幸いです」と作家は語る。

小黒アリサの作品のモチーフは、彼女の想像による丸みを誇張した不思議な動物たち「球獣」である。動物たちの姿、表情、動きを、丸く凝縮させた「球獣」がもつ生命の力強さや愛おしさを、小黒は木彫で見事に表現し、大小さまざまなサイズで制作している。「思わず触れたくなるような彫刻作品を作るため、360度どこから見ても楽しめるように裏側まで丁寧に彫り込んでいます」と小黒は語る。

「球獣」の木彫作品を全国百貨店で発表。2015年「小黒アリサ展―たまとけもの―」(銀座三越 ギャラリー)、2017年「小黒アリサ彫刻展―本日も、球獣びより―」(日本橋三越アートスクエア)、2019年 「小黒アリサ彫刻展―和魂の球霊獣―」 (大阪高島屋) 、2021年「小黒アリサ展-上向-」(新宿高島屋)、2022年「小黒アリサ展-The circle of life-」(日本橋三越)、2022年「小黒アリサ展-星を探して-」(横浜高島屋)など個展多数。「融合する工芸」(大阪高島屋ギャラリー、銀座和光)、「日本橋三越次世代100選展 〜HOPE~」(日本橋三越) など企画展への出品多数。
2013年に武蔵野美術大学卒業制作展 優秀賞受賞。