桃山 三
1969年京都府京都市出身。1991年東京造形大学造形学部デザイン科卒業。桃山三は、作品に込めた現代社会に対する問題意識や思考を鑑賞者と共有することで、私たちが直面する問題に対して共感を深め、そこから新たな視点や希望が生まれることを期待している。そのため、桃山は普遍的でわかりやすい表現手法を用いるなど、自己完結にとどまらない作品姿勢を心掛けている。現在は、今後の世界が抑圧的な社会に向かうのではないかという危機感から生み出された「花兜®︎」作品の制作に注力している。
※「花兜」商標登録番号6724996

桃山三の作品は、様々な文化や宗教が大陸から日本に伝わり、現代の思考にも影響を与えたことを表現しており、作品全体に深い思考の要素が散りばめられている。桃山が現在注力するシリーズ「花兜®︎」は戦うための装具としての兜ではなく、希望ある未来を目指し、子どもたちを守る象徴であり、共感の輪を広げるプラットフォームとなることを願って制作されている。桃山はその他、日本に飛鳥時代に大陸より伝わった仏教や吉祥紋様、その後の浮世絵に見られる画面構成なども加味しながら、作品に意味合いを多層的に積み重ねている。

東京に拠点を置き、国内外で精力的に制作活動を展開する。個展「新生吉祥 ― 花兜®とひげと我∞」(2025年:Empathy Gallery/東京)を開催した他、「Spectrum Miami」(2017年:マイアミ)、 「FACE展選抜作家小品展」(2022年:Reijinsha Gallery/東京)、「初夏清風展」(2023年:小林画廊/東京) などのグループ展やアートフェアに参加。群馬県立歴史博物館にて展示装飾画(2016年)、刈谷市歴史博物館にて年表画作成(2019年)するなどパブリックアートの制作も行う。

サロン・ドートンヌ 絵画部門・写真部門 入選(2018年)、
たぶろう展 閣総理大臣賞(2023年)、ルサロン 銅賞(2023年)など受賞多数。