gftf

 

私は、和紙を「技術」だけでなく、その土地に根ざした「暮らしの知恵」として捉え直す活動を行っています。楮の苗を植えるために畑を耕し、未利用資源を活用するなど、和紙文化を未来へつなぐ取り組みを続けてきました。今回出品している三角提灯、名刺入れ、キッズメジャーは、いずれも山中和紙の軽さや強さを活かし、現代の生活に合わせて再構築したプロダクトです。伝統の背景にある思想や環境を含めて伝えることで、「技だけではない和紙とその産地の魅力」を日常の中で感じてもらえることを目指しています。  

 

 

gftfは、伝統を「技」としてだけでなく、土地に根ざした「暮らしの知恵」として捉え直す活動に取り組んでいます。和紙の原料となる楮の苗を植えるために畑を耕し、未利用資源を活用するなど、地域に眠る素材と文化を未来へつなぐ試みを進めています。山中和紙は、単なる工芸ではなく、自然と人が共に生きるために培われてきた生活文化そのものです。
gftfは、この「技だけではない伝統の魅力」こそが、次の時代のクールジャパンを形づくると考え、現代の暮らしに寄り添う和紙製品の開発と発信を行っています。

 

山中和紙が生まれる岐阜県飛騨市河合町は、豊かな水と寒暖差のある気候に恵まれ、和紙づくりに適した楮の育成が古くから行われてきた地域です。冬には原料を雪の上にさらす「雪ざらし」という自然漂白が行われ、繊維を傷めずに清らかな白さが生まれます。山々に囲まれたこの土地では、原料づくりから紙漉きまでを地域内で完結できることが特徴で、自然の循環に寄り添った紙づくりが続いています。こうした飛騨の豊かな環境と職人の知恵が、山中和紙の強さと美しさを支えています。




 

2024年
第5回 三井ゴールデン匠賞 入選
第4回 日本和文化グランプリ 優秀賞