三代 徳田八十吉
1933年石川県に生まれる。
金沢美術工芸大学中退後に祖父初代八十吉、父二代に師事する。
1988年三代徳田八十吉を襲名する
1993年紫綬褒章受章
1997年重要無形文化財保持者(彩釉磁器)に認定される。
2005年九谷焼技術保存会会長に推薦される
2009年逝去

九谷焼の産地、石川県にて二代徳田八十吉の長男に生まれる。祖父初代八十吉、父二代八十吉から焼き物の釉薬、絵付けの技術を学ぶ。九谷焼に使われる伝統的な5色、紺、緑、紫、黄、赤から赤を排した4色をベースに何十もの釉薬を組み合わせて器の表面にグラデーションを作る「耀彩」の技術を作り出した。初代、二代の技術を受け継ぎながらも革新的な作品を生み出し国際的にも九谷焼を広めた。耀彩の作品が認められ2005年重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。それまでの器いっぱいに絵柄を描いていく九谷焼と大きく異なる釉薬の色のみで構成された力強く美しい作品は今なお多くの人々を魅了している。

石川県は日本の伝統工芸が盛んな土地。近年は観光都市としても人気が高く世界中から観光客が訪れる。九谷焼はおよそ400年前にこの地で生まれた伝統的な色絵磁器。それまで一般的だった陶器の焼き物とは異なる、より芸術的な質の高い文人好みの焼き物を作る目的で発展してきた。九谷焼の誕生から現在まで、一度は歴史が途絶えながらも多くの陶芸家が腕を磨き、作品を生み出している。

1963年 第六回新日展入選
1977年 第二十四回日本伝統工芸展 最優秀賞受賞
1991年 第十一回日本陶芸展 グランプリ秩父宮賜杯受賞
1977年 第二十四回日本伝統工芸展 最優秀賞受賞
1991年 第十一回日本陶芸展 グランプリ秩父宮賜杯受賞